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ようやく抜けるのだな
この
長い長いトンネルを


遙か彼方に
点のようにしか見えなかった出口が
まもなく私を包むほど
大きな光となって広がるだろう




歩きだそう


また最初からを
悔やまずに


また最初からを
たのしみながら
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by soraemori | 2007-07-19 12:10 | 降ってきたコトバ


すっくと 風



背中を押してくれたのは
梅雨明け間近の
あかるい空


雲の隙間からのぞいていた
夏の横顔
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by soraemori | 2007-07-19 08:23 | 降ってきたコトバ

b0109178_1202569.jpg


悲しみを受け入れる器は
人それぞれなのだと思う

だから決して
人と比較しちゃあいけない


ましてや他人が他人のことを
あいつに比べてあの人はすごいだとか
偉いだとか
逆に
あいつはなんて情けないやつだとか
これしきでへこたれるなんざ弱虫だとか
軽々しく判断するものじゃないと思う



悲しかったね
辛かったね
あなたの器はもう
いっぱいいっぱいなのかも知れないね



そこのところをくむことに
ずっと、気づかずにいた私
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by soraemori | 2007-07-16 11:56 | そのほか
燕の巣


落とした視線の先に
燕の糞がこんもりと積み上げられていた


私は空を見上げる



空っぽの燕の巣は
まるで希望の残骸

取り残された廃墟には
初夏の力強い息吹が
まだしっかりと
こびりついている
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by soraemori | 2007-07-15 13:52 | 降ってきたコトバ
無題


無人の駅舎に佇む人が
生きている人かどうかなど
誰にもわからないことなのです


冷たいコンクリートの壁にもたれかかり
缶コーヒーをすすっていたとしても
その人が死人でありえないとの
証拠にはなりません


その人の髪が風にさらわれようとも
羽虫が誘蛾灯に爆ぜる音に
いちいち耳たぶを震わせていようとも

その人は
生きている人でないかもしれない



列車が到着し
その人が改札に向かい歩き出したとしても
やはり、その人は死人であるかもしれない

やがてその人が
その列車に無言で乗り込んだとしても
それでもどうしようもなく
死人であるかもしれない



改札から出てくる影を追う
その人の目が
悲しみの底に沈んでいくにしろ
あるいは逆に
希望のひかりを灯したにせよ


どちらにしても


その人が本当に生きているかどうかなど
外側からは最後まで
うかがい知れないことなのでしょう










怖い夢を見ました。
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by soraemori | 2007-07-14 01:20 | 未完成
こう


きみを恋う

のではなく
乞う



おそらく
飢えている

干からびかけた私の細胞が
渇きを癒そうとして
どうしようもなく
求めている



だから私は
恋う

のではなく乞う


きみを私に取り込みたいのだと
いつまでも
恋う
恋う

乞い続けている
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by soraemori | 2007-07-13 23:13 | 未完成


種子を
いとおしいと思った

新芽を
美しいと思った


蕾は可憐だが
痛々しい

やがて開いたその花は
さらに哀愁を帯びている
b0109178_22575478.jpg

茶色く萎れかけた花の骸(むくろ)を

私は無心で引きちぎり
地面に放った


還るのだ
何処かへ



悼みではなく
今は
祝福を捧げよう
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by soraemori | 2007-07-13 22:53 | 未完成
とん


どん
ではなくて
とん

そんな風に誰かから
背中を押してもらいたい


夏の終わりのころに吹く
さらりとした風のように


とん

軽く

でも心強い
そんな力で



まっててね
私も
あと 少しで飛び立てるから
きっと 前に 
進めるから
b0109178_15271860.gif

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by soraemori | 2007-07-11 15:29 | 降ってきたコトバ
戦場


足元に転がる
無数の祈りを
踏みつけて蹴散らして
前を向く私たち

知らぬ間に捨てたもの
気付かずに壊してきたもの

ふり返り泣く子は弱虫
いつかその子が
踵の邪魔者

邪魔者になんかされたくなくて
私たちは前を向く



やさしい心の持ち主に
きっとこの世は戦場だから
傷つけられて眠るだけ
毛布をしゃぶる
捨て猫のように


やさしい心の持ち主は
きっと此処では生きてゆけない
止まない雨を 
憂う間もなく
旅支度を急ぐだけ








~未来学校~課題~
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by soraemori | 2007-07-05 11:48 | いつか昔に書いた詩
真夜中の観覧車  ~あるいは十五歳の私へ~



真夜中の観覧車
カラカラ回って僕は王様


街灯りと星灯りが溶け合う世界
溢れる音楽
星屑シャワー

王様は統治する

王様を讃えよ
王様ばんざい



真夜中の観覧車
カラカラ回って僕は王様
    ・
    ・
    ・
    ・
    ・
    ・


やがて革命の朝が来て
観覧車は静かに止まった


王様もおしまい

渋々と
学校へ行く






~未来学校~課題~
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by soraemori | 2007-07-05 11:38 | いつか昔に書いた詩



詠う。永遠に。
by soraemori
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