さよなら



日に焼けた
背中の皮をむくように


すうっと


薄く
半透明になってゆく日々が
こそぎ落とされて

私たちは知らないうちに
夏にさよならを告げていた



乾いた皮膚は
砂になり

あなたの背中に
とどまっていた夏も

さっき
そっと


風に吹かれていったの
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2005-09-18 03:38
by soraemori | 2007-06-22 14:24 | いつか昔に書いた詩