カテゴリ:降ってきたコトバ( 51 )

別の宇宙

想いは星のようだった
夜空に投げ込めば
わからなくなるぐらい
ありふれた小さな星


想いは星のようだった
遠すぎて見失う
一生懸命瞬いてみせても
地上の灯りにかき消され
誰にも気づいてもらえない


たった一人のあの人でさえ
きっと気づかない
見上げてもくれない



恋は星のようだった

遠い遠い
別の宇宙


目を凝らしてもわからない
途方に暮れて漂うばかり
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by soraemori | 2010-10-29 10:01 | 降ってきたコトバ

無題



と言ってみる
小さな声で



と続けてみる
もっと微かな声で



は言葉にならず
こぼれ落ちた音色でしかなく





に行き着くまで
私はいくつのせつなさを
あなたの部屋にまき散らすだろう
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by soraemori | 2010-03-15 19:15 | 降ってきたコトバ

無題


もう、そっとしておいてくださいと

一枚の花びら
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by soraemori | 2010-02-03 01:14 | 降ってきたコトバ

さようなら


さようなら
送れなかったメール

閉め忘れた窓
閉じっぱなしのドアー


さようなら
積み重ねたあきらめ

床に散らばるため息


さようなら

背伸びした街角
消し忘れたメッセージ
すれ違う人たちの
どこかやさしい靴音



今まで長いこと
言いそびれてきたけれど


古びてゆく
記憶たちにも


さようなら
さようなら





埃をはらい

立ち上がる私
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by soraemori | 2010-01-22 04:10 | 降ってきたコトバ

きおく


さくばんまでの
きおくの
にこごり



ゆびでおすと
ふるえて
くずれて
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by soraemori | 2010-01-22 02:37 | 降ってきたコトバ

スマイル


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一瞬のスマイル
見逃さないように目を見開いた



忘れない

と思った


きゅっと
胸が痛くなるほど
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by soraemori | 2009-11-28 23:45 | 降ってきたコトバ




ガラス細工の夏の日
こなごなに砕け散り
目に胸に突き刺さる


やさしくない空
やさしくない風
飛びたがるアイスブルー
置いてきぼりをくらっている
あの光の粒子たち



記憶の海は干からびて
もう一滴の血も残さない

私はさかな
ぱくぱくあえぎ
ひくひく尾ひれを震わせる

けれど
ここはもう水槽の中

あたたかく穏やかで
死よりもよほど
退屈な場所


海から遠く
隔てられたこの世界に

私はゆっくり
とかされてゆくの



もう帰らない
あの夏と一緒に







※なんとなく書いた詩。
夏もそろそろ、終わりにさしかかりました。09/08/19

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by soraemori | 2009-10-22 23:37 | 降ってきたコトバ




星をだきしめて眠る
君のことを想いながら


いつも一緒
ずっと一緒


そばにいるよ
そばにいてね


かなしいときも
やさしいときも




私がいつか
消えゆくときも
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by soraemori | 2009-06-26 13:13 | 降ってきたコトバ

美しい世界



明日もまた

世界は美しい




明日もまた

私はこの世界の
住人でありますように
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by soraemori | 2009-06-23 16:16 | 降ってきたコトバ

あさやけ

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あさやけ

静かな産声



神々に見守られ
生まれてきた今日の日


暗闇と光のはざまには
やわらかな希望が
横たわっている
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by soraemori | 2008-12-11 07:50 | 降ってきたコトバ

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by 時任さとみ
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