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行方


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      花の行方を
      風に問う


      いのちの行方を
      空に問う


      今日の行方を
      宵に問い


      哀しい胸を
      黙らせる




      白紙の答えを握り締め
      ひとは
      どうして行くのだろう



      ちいさな人がするように
      小首を傾げて
      すがる目で
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by soraemori | 2007-06-30 17:55 | いつか昔に書いた詩

夜明け



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     生まれたての今日が
     呼吸を始める



     祝福はいらない


     静かに
     ひとり
     また口を漱ごう
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by soraemori | 2007-06-30 17:53 | いつか昔に書いた詩

sky

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   遠くになれば
   小さく見える

   遠くなるまで
   そっと見送る




   見えなくなってしまえば
   それは もう
   なかったこと



   忘れられるよね
   今なら

   きっと
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by soraemori | 2007-06-29 07:21

どちらにしても



昼は昼で

世界の片隅に追いやられ
取り残されたような気持ち



夜は夜で

世界の中心でぽつりと
取り残されたような気持ち
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by soraemori | 2007-06-28 03:40 | 降ってきたコトバ

金魚の詩 つづき



ほんとうは

泣いているのかもしれないね




水の中


ゆらゆらと

ひとり
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by soraemori | 2007-06-25 14:13 | いつか昔に書いた詩

金魚の詩



あかるい
あかい
おひさまいろの

まぁるい
おなかの
かわいい
金魚


つめたい
みずを
きらきら
およぎ

お花
みたいに
ふわふわ
ねむる
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by soraemori | 2007-06-25 14:09 | いつか昔に書いた詩

鶏頭



白く
乾いた土の上で
揺れている
鶏頭の花

種子がこぼれたのだろうか
そこに
ただ一輪佇んでいた


お前の花
誰が名づけた
鶏頭と

けれど
お前は美しい

紅く
艶やかな炎の内に
垂らされた藍の色
秘められたぬくもりよ


風が吹くたび
震えるけれど
襟を正し 空仰ぐ
お前の強さに
私はおもう



鶏頭よ
私はお前を


鶏頭よ
私はお前を








(これも昔の作品。時期はずれですみません;未完成)2005-09-27 03:48 |
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by soraemori | 2007-06-25 14:05 | いつか昔に書いた詩

無題



ふと
指先に止まった夕暮れは
あたたかく
けだるく

黙っていると
黙ったままで
次第に蒼ざめていった



くらがりが手を伸ばし
夕暮れを連れ去れば

取り残された指先が
ぼうっと
かすかに痛んで

それっきり
辺りにともる
長月の夜







(季節はずれ;)2005-09-29 03:25
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by soraemori | 2007-06-25 14:03 | いつか昔に書いた詩

おんなじ



スイッチを切り替えれば
私の心は
空とおんなじ

くるくる変わる色も 模様も
匂いも 重さも
大きささえも





2005-09-08 01:51
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by soraemori | 2007-06-25 13:58 | 降ってきたコトバ

さよなら



日に焼けた
背中の皮をむくように


すうっと


薄く
半透明になってゆく日々が
こそぎ落とされて

私たちは知らないうちに
夏にさよならを告げていた



乾いた皮膚は
砂になり

あなたの背中に
とどまっていた夏も

さっき
そっと


風に吹かれていったの
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2005-09-18 03:38
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by soraemori | 2007-06-22 14:24 | いつか昔に書いた詩